楽典・ソルフェージュおよびピアノを学ばれている生徒さんに送った学習サマリー(有料オプション)の例です。

この方は、クラシックではないですが、音楽の勉強を専門的にされている方です。
音感やリズム感を鍛えたいとのこと。
みっちり頑張っておられたソルフェージュレッスンの様子をまとめてあります。

なお、プライバシーにかかわる部分は伏字(〇〇)にしてあります。

また、「テスト」というのは、弊教室のレッスン内で行う予定のものを指しています。

万人受けする内容ではないと思いますが、是非参考になさってみてください。

 

【第24回】リズム聴音書取、間違い探し聴音、四声体聴音書取、新曲視唱

 

〇〇さん

 

12月となり、ついに師走です。
これから年末にかけて、世間は盛り上がり、新たに新年を迎えていくことになります。
この時期は毎年ワクワクします♪

さて、今日もレッスンお疲れさまでございました!
今回は、急遽楽典の時間をソルフェージュに塗り替えてやっていきました。
聴音、たっぷりできて良かったと思います。
テストに向けて、追い込んでまいりましょう。

 

【リズム聴音書取】

今回はリズムに特化した聴音書取に取り組んでいただきました。
また、テスト対策をかんがみ、制限時間や回数を決めて進めていきました。
縛りを作ったことで、より集中してリズム等に執着することができたのではないでしょうか?
全体的に出来も良く、グッジョブでした!b

次回も、今回のように制限をつけてやっていきます。
リズム聴音になるか通常の聴音になるかは分かりませんが、少しずつテストのレベルまで引き上げていきたいと思います。

 

【間違い探し聴音】

どこが間違っているかを当てる聴音をやっていきました。
臨時記号とリズムがポイントでしたね。間違っている演奏でも割と自然に聞こえるわけなので、意外に難しかったと思います。
でも、「キュッと感じるくらいの狭い音程」があったり、メランコリックな感じの音がポッと出てきたときは、ちょっと怪しいかもしれません。

なお、装飾音については、再度テキストで確認をしておきましょう。
主に下記の違いは重要です。

* 長前打音
* 短前打音

今回の課題にあったのは、長前打音でした。
長前打音は、くっつき相手の音符を食う、寄生虫のような奴です。一方、短前打音の場合はそれはなく、素早く奏するだけにすぎません。単なるひっつき虫です。
(なお、短前打音の音符には斜線が入っています。)

 

【四声体聴音】

初めて四声体の聴音に取り組んでいただきました。
とはいえ、書取ではなく、上3声の各声部を聴いて歌うといったものでした。
各声部を聴き取るには、かなりの集中力を要しますね。
この練習は、アンサンブルにも非常に役に立ちますので、今後取り入れていけると良いなあと思います(今回のように聴音の時間を多く取れた場合)。

なお、もし四声をそのまま書き取るとなれば、1回目はソプラノ、2回目はバス、3回目はアルト・・・という具合で、順に書き取っていくのがベタな方法かと思います。
もちろん、和音ごとの雰囲気から書き取れるならそれも武器になると思いますが、元々、各声部は一人ひとりの人間であるわけなので、できれば各声部を分離させて聴き取り、最後に和音ごとの響きの雰囲気(コードなどを含む)という視点から聴き取ると良いかもしれませんね。

 

【新曲視唱】

今回は、コールユーブンゲンの No.17 の d と e 、そして、No.18 の a をやっていきました。
今回も予見時間なしでやりましたが、良くできていたと思います。

No.18 は3度音程の練習ですが、3度は、特に下から上がるときは、やや高めに取るようにすると音程がハマりやすくなります。
したがって、歌っているあいだにだんだんとキーが下がってしまうような事態を避けることができます。

今回やったものと過去にやったものは、ピアノを叩きながらよ〜く復習しておかれてくださいね。
ひょっとしたら、テストに出るかもしれないので!

 

【むすび】

今回は楽典が無かったですが、楽典は暗記中心の分野に入ってくるため、今回のようにナシか、あるいは 10 分程度だけにしておくというのを、今後増やしてもいいかもしれませんね。
まあただ、テストの足音が徐々に近づいていますから、問題演習や復習は、自宅学習でも良いので、どんどんやっていっていただけたらと思います。
(その気になれば、あとは独学でも網羅できるかもしれませんが♪ )

聴音は、訓練を積めば積むほど良くなっていくので、習うより慣れろ的なところがありますね。
虫食い聴音というのもあるので、いつかまたそちらもやっていきましょう!
もちろん、いつもの通常の聴音がテストに出題されますので、焦点はそこに当てていきたいと思います。

また新年に入ってから説明するかと思いますが、テストは、〇〇さんのレベルに合わせたものとなっています。
極端に難しいわけでも簡単なわけでもないので、安心して対策にお取り組みください♪
ただし、ケアレスミスをするとちょっと危険かもしれないので、そこはちょっと注意していただけたらと思います。

 

【次回やること】

次回 12/21(金) 14:00-16:00(内 1h はピアノ)も同様に進めていこうと考えておりますが、レッスンの主役は〇〇さんなので、楽典やソルフェージュをどんな割合にするのかはお任せします!
でも、あらかじめご連絡いただけると助かるかな。よろしくお願いします♪

 

【宿題】

前回の楽典の宿題を完成させていただきたいと思います。

 

12月にしては暖かく感じる日が多いですが、今日は少し冷えますね。今後急激に冷え込んでくる可能性もあるので、お互い用心してまいりましょう!
次回も楽しみにしております(^^)

 

はと出張音楽教室 蔭山卓司