生徒のレッスンの掛け持ちには賛成ですが…
生徒のレッスンの掛け持ちには賛成ですが…

生徒のレッスンの掛け持ちには賛成ですが…

体験レッスンの詳細はこちら

生徒のレッスンの掛け持ちには賛成ですが…

ご訪問ありがとうございます!
はと出張音楽教室の蔭山です。

 

今回は、生徒がいくつかの音楽レッスンを掛け持ちすること
についてのお話でもしようかと思います。

(掛け持ちとは、同ジャンルにおいて、
習う先生を1人に絞らず2人以上の先生に習うことをいいます。
例えば、声楽とパソコンというようなかけ離れたジャンルの場合は、
今回は話題にしていません。)

 

何か習い事・お稽古事をしている人には、
大きく分けて2つのタイプがあると見ることができます。

 

ひとつは、師弟関係を頑なに守り、
1人の先生に忠実に従う、賢いわんちゃんのようなタイプ。
犬タイプとしましょう)

もうひとつは、師弟関係をあまり気にせず、
自由に学び歩きたがる、気ままなにゃんこのようなタイプ。
猫タイプとしましょう)

 

今回話題としているのは、ずばり猫タイプです。

では、レッスンを掛け持ちするのは、
マナーや礼儀としてどうなのでしょうか。
また、許されるべきものなのでしょうか。

 

先に言ってしまうと、私は賛成派です。
猫タイプであっても、別にそれは構わないと考えています。

 

掛け持ちOKだと思う理由

 

レッスンを掛け持ちしても良いと思う理由を裏付ける要因として、
以下のメリットが挙げられます。

 

  • セカンドオピニオンを聞くことができる
  • 新たな気付き・発見が生まれたりする
  • それにより視野も広まる
  • 気持ちが新鮮になりやすい

 

医療の世界でもセカンドオピニオンという言葉をよく聞きますね。
直訳すれば2番目の意見、つまり第三者の意見というわけです。

1人の先生では気付かなかったような点や、
全く別の視点から見た場合の生徒の長所短所、
そして違った曲解釈や新しいノウハウ・・・。

2人よりは3人、3人よりは4人に習ったほうが、
考え方が偏りにくくなり、多様な考え方を持てるようになります。

 

それが自分の成長に大きくつながることもあります。

 

ほか、ある先生には相談できないようなことを、
別の先生だったら相談できるような場合もありますね。

 

そのため、私は猫タイプ歓迎です。

もちろん、犬タイプだって歓迎しています。
生徒本人がしっかり考えて行動するなら、とやかく文句は言わないつもりです。

 

でも、注意点があります

 

猫タイプ歓迎といいつつも、
それはあくまで私の意見であって、どこでも通用するわけではないでしょう。

それに、私だって、
ある日突然「実は、ほかの○○先生に習っていて…」と打ち明けられたら、
正直怪訝な顔になってしまうし、ショックを受けるかと思います。

 

ここで、第三者のレッスンを習う場合の注意点を挙げてみましょう。

 

  • その先生が猫タイプOKかどうかをまず把握・確認する
  • OKであっても黙って掛け持ちせず、先生に伝える
  • 黙って掛け持ちするなら、その秘密を墓場まで持って行く
  • 先生に対して役割を決める
  • 自分の度量を把握する

 

これらは、別に規則ではなくあくまで私の意見ですので、
参考に程度におさえておいていただけたら幸いです。

では、一個ずつ説明していきましょう。

 

その先生が猫タイプOKかどうかをまず把握・確認する

 

ついている先生が、犬or猫のどちらを重視するタイプか?
というのをまず把握する必要があるでしょう。

 

とは言っても、なかなか本人に直接訊きづらいと思いますので、
日頃の発言内容や、雰囲気、人柄、規約などの情報を整理し、
どちらのタイプ重視か見出していきたいものですね。

遠まわしにうまく把握する方法があれば、それでも良いでしょう。

 

ここで猫タイプOKだと分かったら、そこで改めて、
別の先生の教室に通うための計画を実行しましょう。

 

OKであっても黙って掛け持ちせず、先生に伝える

 

猫タイプOKだと分かっても、
黙ってコソコソ計画を遂行するのは、少し薄情のように思います。

先生もひとりの人間です。

「生徒=客」「生徒=弟子」などといった話の前に、
人間対人間であるということを忘れてはなりません。

 

コソコソとやったら、黙って浮気する恋人と同類と言えます(笑)

 

掛け持ちをする際には、

  • 掛け持ちしたい理由
  • 掛け持ち予定の先方について
  • 掛け持ち時期

など、なるべく具体的に伝えることが望ましいです。

反対に、新たに習う予定の先生にも、
“ 今は別の先生にも習っている ” ということを伝えるほうが良いですね。
(まあ、一回きりと決めているなら別に伝えなくても良いと思いますが)

 

「勝手に掛け持ちしてもいいよ!」

と考えている先生もいると思いますが、
少なくとも、「第三者に習う」ということだけは、
(これまでお世話になっている)先生に伝えるのが礼儀
でしょう。

 

私も、もし生徒が掛け持ちを考えているなら、
一言だけでも良いので伝えてもらったほうが嬉しいです。

 

黙って掛け持ちするなら、その秘密を墓場まで持って行く

 

黙って掛け持ちすることが悪いとは言いませんし、
中にはそういうのが平気な神のごとき先生もいるでしょう。

 

しかし、「実は…」なんてことが後でバレたら、
先生はきっと嫌な気持ちになると思います。
(私なら、きっと怪訝な顔を隠しつつ不信感を抱きます)

先生によっては、
修羅場となってしまうケースもあるかもしれません。

 

カミングアウトしたりうっかりバレたりして、
その後先生がどう出てくるかなんていうのは予想だにできません。

黙って始めたことは、墓場まで持っていくのが吉でしょう。

 

「そんな大袈裟な!」と考えている人もいるかもしれませんが、
世間は狭いですし、どんな形でバレるかは分かりません。
いつかボロが出ると考えておくのが良いでしょう。

 

もっとも、たとえバレてもそこまで損害が出ないなら良いのですけどね♪
(でも、そうだとしても、コソコソするのはなんだか悲しくないですか?)

 

先生に対して役割を決める

 

2人以上の先生に習うと見識が深まる!
といった言い方を先ほどしましたが、デメリットだってあります。

 

それは、あらゆる情報がごっちゃごちゃになって、
脳内が錯乱したり、どうしたらいいのか分からなくなったりする
ことです。

 

そのため、先生に対して役割を決める必要があります。
むろん、自分の心の中で、です。

 

「この先生は、発声担当としよう」
「この先生は、歌唱上の言葉の発音や解釈を中心に」

といった具合で、自分の中で決めておきます。
先生に対して “ 何を主にみてもらいたいか ” 要望を出すのも良いでしょう。

また、医療関係と同じく、
単純にセカンドオピニオンを乞いたい、というのもアリだと思います。

 

余談ですが、私も幾人かの先生に同時に習っていたことがあります。

でも、役割をあいまいにしてしまったので、
(そのときは良かれと思っていましたが)結果的に迷いが色々生じてしまいました。

詳しくは割愛しますが、それ以来、
学ぶ目的は明確にすべきだ、と考えるようにしています。

 

自分の度量を把握する

 

複数の先生につくということは、
それだけ自宅学習量が増えたり、やるべきタスクが増えたりもします。

 

あれもこれもやることになるので、
どれもが中途半端になってしまう可能性も否めません

それでは上達から遠ざかってしまいます。

 

どれかひとつに絞ってやれば良いのですが、
それもなかなか難しいですね。
きちんと宿題をこなさないのでは、習っている意味がありません。

 

もし全部こなせるなら良いでしょう。
それに、きちんと「他の教室でも習っている」と伝えてあれば、
先生もそれを考慮して宿題・課題を与えてくれるかもしれませんね。

 

だからこそ、どの先生を主軸として学ぶか?
といった点も、ブレないで常に把握しておく必要があるでしょう。

 

 

「何となく」だったら掛け持ちはやめておこう

 

私は猫タイプ賛成派ではありますが、
「なんとなく」という気持ちで掛け持ちするくらいなら、
やめておいたほうが良いと考えています。

 

きちんと意思を持って、前向きに学ぶ姿勢こそ大切です。

 

私も経験がありますが、同じテーマでお話ししたとしても、
先生によって意見はさまざまで、価値観も違います。

だから掛け持ちはある意味面白いのです。

が、自分の中できちんと情報を取捨選択・処理して、
また先生とも相互に理解し合うことができなければ、
変なストレスが溜まったり迷いばかりが生じたりもしかねません。

 

心に余裕を持って掛け持ちできるか?
といった点について、自分の胸に聞くことから始めるのが良いでしょう。

 

そして、これだけは強く言いましょう。

 

ひとりの先生のもとですら中途半端な姿勢では、
ほかの先生に習っても無意味です。

 

いろいろ考える前に、まず、
やるべきことをきちんとやっているか、
課題を余さずやっているかなどを振り返りましょう。

 

相性が合わない先生とは見切りをつけよう

 

これで最後にしますね。

 

しばらくレッスンを受けてみて、

「相性が合わない!この先生では嫌!」

と思った場合は、見切りをつけたほうが良いでしょう。
我慢して習い続ける必要はないわけですね。

 

(とは言っても、「単純に課題が多い」とか「指導が厳しい」
というだけなら、見切りをつける前にきちんと相談し合うべきでしょう)

 

見切りをつける場合、いきなり音信不通になるのは失礼だと思うので、
嘘でも良いので理由をつけ、
面と向かってきちんと退会の旨を伝えるべきだとは思います。

信頼していた生徒だというのに、
いきなり音信不通になってしまうことほどショッキングなことはありません。

それに、人の気持ちを慮れない人が、
繊細な音楽世界の表現なんてできるはずがありません。

 

(思えば、私も過去に同じ過ちをしてしまったことがある気がします。
今では、本当悪いことをしたなあと猛省しております。
そこは入会制ではありませんでしたが、無礼なことをしてしまいました。
もし当時の自分に会えたらこっぴどく叱ってやりたいですね。)

 

以上、今回はレッスンの掛け持ちに関するお話でした!

さらば!

関連記事

最適なレッスン時間とは
当教室では60分、90分、120分の音楽レッスンを設けております。このページでは、それぞれのメリットやデメリットについてご説明します。是非、ご自身のニーズやスケジュールとご相談の上、自由に決めていただければと思います。
音大生の就職先とは?
音楽大学の学生もまた、他大学の学生と同じように将来の仕事を真剣に考えなければなりません。必ずプロになれると思ったら大間違いで、中には就職を考えている人も多いです。でも、音大生にとっての就職先には、一体どんなものがあるのでしょうか。
音楽は文系?理系?
高校のクラス分けや将来の進路ビジョンを立てるとき、日本では「文系」と「理系」に分けることが通例となっています。では、音楽大学志望者はどちらのクラスに進むべきでしょうか?また、音楽は一体どっちにカテゴライズされるのでしょうか?
楽典の勉強方法とは?
音大の入学試験等で課されることの多い楽典(音楽理論)。これに苦しんでいる高校生は、きっと少なくないでしょう。この記事では、楽典の勉強方法のコツについてお伝えしますが、期待はしないでくださいね!読んでもがっかりするだけかもしれません。
勉強中にクラシック音楽をBGMとして流すのは…
勉強をしている最中にクラシック音楽をBGMとして流して学習効率を上げようと頑張っている学生さんは、おそらく少なくないと思います。でも、その効果はどれほどのものなのでしょうか?また、悪影響というのは…?この記事でちょっくらお伝えしてみましょう!
音大に行きたいなら、高校は普通科ではダメなのか?
小学生や中学生のうちから音楽大学への進学を考えている人は、高校を音楽科にしようか普通科にしようか迷うかと思います。でも一方で「音大行くなら高校は音楽科!普通科はダメ」と決めている人もいることでしょう。では、本当に普通科ではダメなのでしょうか?
レッスンに行きたくない→正直にお伝えくださると嬉しい!
誰しも、「レッスンに行きたくない」と思うときがあるかと思います。たとえば、ヤル気を失ったとか、心に余裕がないとか、体調が優れないとか・・・。すると、そういうことを言葉に出さず、無沙汰になってしまう人もいらっしゃいます。でも、そういうときこそ、正直にお話しくださると、お互い、気持ちが通じ合い、楽になるかと思います。

体験レッスンの詳細はこちら


体験希望の方へ 在室生の方へ レッスン・オプション お申込み・お問合せ
当サイトに掲載されている文、イラスト、画像等を無断で複製、転載、使用することは固く禁じます。

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加