偏差値

ご訪問ありがとうございます!
はと出張音楽教室の蔭山です。

 

愛知県の場合、「音大」と呼べるのは、

  • 愛知県立芸術大学(音楽学部)
  • 名古屋音楽大学
  • 名古屋芸術大学(芸術学部〈音楽〉※旧音楽学部 

があります。
いわゆる愛知県の三大音楽大学です。

 

受験しようとしている方は、やはり、
一体偏差値がどのようなものか気になっていらっしゃると思います。

【補足】偏差値とは、ある集団の中で、自分がいったいどのレベルにいるかを示す数値。
平均ラインを50とし、自分がそれより高いか低いかで自分のレベルを見ることができる。

そして、受験生やその保護者の方は、
分厚い受験案内本やネットを用いて、偏差値を調べるかと思います。

 

でも、

 

 偏差値なんて、あまり参考になりません。

 

偏差値があまり参考にならない3つの理由

 

理由は以下のとおりです。

  • 音大の入試は「実技で勝負」なところがあるから
  • そもそも学科試験なんて無い場合があるから
  • データがどこまで正確か分からないから

この3つです。

 

音大の入試は「実技で勝負」なところがある

 

音大の入試では、何と言っても実技で勝負です。
ピアノであればピアノ、声楽であれば声楽、トランペットであればトランペット、の演奏技術が優れていなければ、元も子もない世界です。

ですから、英語や国語や数学などの学科の偏差値が

 

 低い人でも

 合格できる可能性があります。

 

逆に言えば、いくら学科の偏差値が

 

 高い人でも

 落ちることがあります。

 

・・・低ければ合格する!ってことではないです。
低くても、実技が秀でていれば合格する可能性が高くなる、ということです。

 

そもそも学科試験なんて無い場合がある

 

たとえば愛知県立芸術大学の入試の場合は、
センター試験の「外国語(英語・ドイツ語・フランス語から一科目)」と「その他一科目」が課せられています。
  (2021年からは大学入学共通テストになるかもしれません。)
  (作曲専攻音楽学コースの場合は、大学独自の外国語試験もあります。)
 

ところが、

私立である名古屋音楽大学と名古屋芸術大学は、センター試験を受けなくてもOKです。
私の時代には、名音大一般入試には大学独自の学科試験(英語・国語)が課せられていましたが、比較的難しくはなかったです。

それに現在は、その学科試験自体、受けなくても入学し得ます

 

※ 最新情報は、必ず各大学の募集要項でご確認くださいm(__)m 

 

データがどこまで正確か分からない

 

偏差値は、河合塾などの予備校が模試結果から割り出していることが多いのですが、

音大の偏差値がどこまで正確なのか?

といった疑念が残ります。

 

まず、音大志望者そのものが、全国的にも少ない。
音大志望者であっても、模試を受験しない人も少なくない。

そして私立の音大だけを受験する予定の人には、鼻から模試に興味がない人もいるでしょう。

(以上はあくまで推測です。)

 

ともすれば、偏差値というのをどこまで信用していいのか?と思わざるをえません。

 

愛知県立芸術大学を受験するなら、ちょっと参考にしてみよう

 

「偏差値はあまり参考にならない」

と書きましたが、「全く」参考にならないことはないでしょう。

 

愛知県下の場合でしたら、愛知県立芸術大学を受験する場合には、

ちょっと偏差値を参考にしてみるのも良いかと思います。

 

なぜなら、先ほど申し上げたようにセンター試験が課されているからです。

 

「声楽」の入試を例にとりましょう。

愛知県立芸術大での配点(平成30年度入学用)は、

 

  1. 声楽実技 600点
  2. センター試験(外国語)200点
     ※ 筆記を180点満点に、リスニングを20点満点に換算。
  3. ソルフェージュ・楽典・副科ピアノ 各100点
  4. センター試験(選択1科目)100点 
     ※ 元々200点満点の科目(国語)は100点満点に換算。

 

となっています(合計 1,200点)。

 

愛知県立芸大の場合は、先の日程にて専攻実技試験があり、
その専攻実技を通過した人だけが、上記 3 を受けられます。

そして最終合格者を絞り込むときに、上記 3 に加えて、
1月に受けたセンター試験の結果( 2 と 4 )が考慮される仕組みとなっていると思われます。

 

 

だから、

当然ながら実技が命であることは言うまでもないですが、
外国語の配点が 200点 もあるので、意外にあなどれないのですよね。

 

そのため、全く無勉強ってわけにはいかないですし、
ちょっとは偏差値を気にしたほうが良いかもしれません。

偏差値を気にするというのは、数値の高い低いで一喜一憂することではなく、
同じ土俵に立つライバルを気にする」ということです。

まあどこまで偏差値データが正確なのかは分かりませんが、
横目でチラチラ見る感じで気にしつつ、練習と練習の合間に勉強に励みましょう。

 

入学後、研究において外国の文献に触れることが多くなりますし、
声楽の人なら外国語の歌曲にも触れることになります。

音楽以外のところでも、外国語の勉強はプラスに働くと思いますよ^^

 

というわけで、今回は愛知県下の音大と偏差値のお話でした!